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思いつき企画! ~桜色の記憶2~

「ぐも!」

思いつきで始めたお話の続きです。
予想はしていたけれど、早くも収集がつかなくなってきましたwww

なんか会話の「 」だらけで小説の体を保ててないよね…。
普段あんまり小説とか読んでないから、こういう時どうしたらいいのかさっぱり判らない。
まいっかw


前回同様ろくなもんじゃないので、それでもいい人だけ続きをどうぞwww





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「到着していきなりフジコのパンモロとか何の罰ゲームだ。」

 悪意ない風のいたずらに大人げない殺意を全開に向けるにぼしとモノゴィの背後から、聞きなじんだジュウスの声が響いた。その声は風に乗って、階段を半ばまで上ったフジコにも届けられる。「副総裁!」振り向き様に3段跳びで階段を駆け下りてくるフジコ。嬉しそうな満面の笑みは色眼鏡にブラインドされ、その筋肉質な巨体による威圧感が醸し出すプレッシャーは尋常ではない。案の定、階段を上りかけていたウェディ族のカップルが顔をひきつらせ硬直する。
 その様子を見て、「今こそ神風よ!!」と、到着したジュウスへの挨拶よりも祈りを優先するにぼしとモノゴィだが、残念ながら祈りは成就せず、カップルの片割れ、ウェディ族の女の子が履く可愛らしいフレアスカートは、はたりとも裾をはためかせる事がないまま階段を上りきってしまった。

「ちっ!」

 露骨な舌打ちを合図に、ようやく気付いたとばかりににぼしとモノゴィがジュウスに挨拶する。

「残念だったよね。」

 全てを見透かしたかのようにそう言いながら、ジュウスは楽しそうな顔をする。そんな様子にモノゴィが何かを察したようだった。

「ジュウスはチラ派だよね?」

 モノゴィの質問に、一瞬だけ考える素振りを見せてからおもむろに懐から扇子を取り出すと、片手で開いてパタパタと自らを扇いでみせるジュウス。切れ長の細すぎる目からは、その内心は窺い知れない。表情からは読み取れはしないが、まぁ、このクソ寒い中で扇子を扇ぐ不自然な行動から、多少の動揺を覚えているのは間違いない。
 
「チラかモロかの2択ならチラしかないよね。」

 慎重に言葉を選びながらといった体で答えるジュウス。
 そんなジュウスに、嬉しそうに「ブラザー!」と親指を立てるにぼしとモノゴィ。対して、「副総裁もそっちの人だったなんて…。」と動揺の色を隠せないフジコ。

「ジュウスさん真面目だけど、その反動で変態なんだ。」

 心底すまなさそうに肩をすくめたジュウスは「ごめんなフジコ。」と続けた。
 チラ派であるのも自称変態である事も偽りない事実ではある。ただ、そこの阿呆2人のように、人前だろうが魔族の前だろうがお構いなしに大声で吹聴して回るような行為を、本来好まないだけだ。
 まぁ、今の2人の暑苦しいまでのハイテンションを見るに、好む好まないに拘わらず、巻き込まれる事を避ける為の選択肢が現れ出る事はないだろう事だけは確信できる。
 フジコのように下手に流れに逆らおうとするとかえって疲弊する結果になりかねない。ここは流れに乗って共に阿呆になるのが正解なのだ。内心でそう結論するジュウスであった。

「ちょっとさ、ブラザー達にドリームを語ってもいいかな?」

 目の前を通過して階段を上り始めたエルフの女の子を追って、微妙に立ち位置を調整しながら、にぼしが真剣な表情で言った。

「なんだいブラザーにぼし。」
「嫌な予感を微妙に感じるけど、聞こうかブラザー。」
「いや、嫌な予感以外感じないよね。」

 階段を上っていくエルフの女の子を真剣な眼差しでガン見しながら問うにぼしに、3様の反応を返す3人もまた、やはり目線はエルフの女の子を追っている。先ほどまでは呆れる一方であったフジコの心変わりに少々驚きは禁じえないものの、一瞬の気のゆるみが全てを台無しにしかねない今の状況にあっては、切り捨てるべき些細な問題でしかなかった。
 頬を撫でるようなそよ風が吹き抜ける。
 エルフの女の子が履いた、程よく短いタータンチェックのスカートが揺れる。

 これは――!!

 皆が期待に息を飲む中、にぼし唯一人がごくりと大きく喉を鳴らした。

「ハァハァ……。」

 興奮しすぎて息を荒くするにぼし。
 その露骨にすぎる邪な気配に思わず振り返る女の子。1人とケダモノ4人の視線が交差する。
 数瞬の沈黙を経て、不快感を全身に余すことなく纏いながら女の子はスカートの裾を手で押さえて階段を駆け上がって行ってしまった。

「今の目見た?」

 女の子が視界から去るのを待って、モノゴィが興奮気味に口を開いた。

「風呂場の排水溝に絡まったきったねー毛を見るような目だった。」とにぼし。冷めない興奮にハァハァと肩で息をしている。

「自宅の玄関先に落ちてる大量のゲロを見つけた人の顔つきが慈愛に満ち溢れて見えちゃうくらいにイカしてた。」

「副総裁のその例えはどうなのかと思うけど、見とれて寒さを忘れちゃうくらいあの子は可愛かったよね。」

 変態気全開でふるふると身を震わせるプクリポ達に軽く引くものの、階段を駆け上がる女の子の魅力って部分にはちょっとだけ同調を覚えるフジコだった。

「まぁ、みんなからしたらパンツ見えなかったから残念な結果だったんだろうけどね。」

「フジちゃん、それ本気で言ってる?」

 軽口のつもりでフジコが口にした一言に、ちょっと怒った風ににぼしが答える。

「パンチラ道なめてるにも程があるよね。」

「え!?」

「フジちゃんさ、パンツがチラリと見えなきゃパンチラじゃないとか思ってるでしょ。」

「思ってるでしょって言うか、普通そうだよね?」

 にぼしが何を言っているのか本気で分からないフジコ。

「確かにさ、パンチラとパンモロの境界線って奴はなかなかに区切るのが難しいよ。パンツの一部分が一瞬見えたらパンチラだけどさ、じゃあパンツのすべてが一瞬見えたらどうなの?とか、一部分だけが一瞬だけなんだけど、それが連続で何度も見えたらそれってもはやチラリじゃなくね?とかさ。」

「う、うん。」

「でもね、そこに答えを求めてるのはさ、実はパンモロ派だけなんだよね。」

「奴らは目でしかモノを見れない。」とすかさずモノゴィが口をはさむ。

「その通り。パンチラ派にとって一番興奮するシチュエーションってさ、「あれ!今なんとなくだけど一瞬パンツ見えたんじゃね!?あれってパンツで間違いないよね?パンチラだったよね!?」って感じに、見えたか見えてないんだかはっきりしないギリギリのところなのよ。これって突き詰めると、パンツが見えている必要ってまったくないよね。」

「はぁ……。」

「“パンツは目で見るに非ず。心で見る也”これこそが真理だよ。」

「え……なにそれちょっと恰好いい……。」

 その一言のどこに恰好いい要素があるというのか甚だ疑問であるが、まぁ本人がそう思ったのならばそれでいいかとジュウスは喉元まで出かけていたツッコミの言葉をを飲み込んだ。

 「え、でもちょっと質問。」と続けようとするフジコをにぼしが手で制した。そのままチッチッチと舌を鳴らしながら人指し指を小刻みに左右に振ってみせる。

「見なくても見えるのならば、こんなに寒い思いをしてまでパンチラスポットに出張る必要ないじゃないかと言いたいのだろうけど、その答えはNOなんだよ。
 それは画家がモデルを用意する事を否定するに等しい――。」

 右手の人差し指を額に当てて、ゆっくりと言葉を選ぶようににぼしは続ける。

「そりゃあ俺たちほどの手練れになれば、軽く目を閉じるだけで、本物と同等か、場合によってはそれ以上のパンチラを描き出す事ができるよ。だけどね、それにはその場の空気であるとか、息遣いであるとか、その場を構成するありとあらゆる生気のようなものを加味しなければ、芸術としての爆発力を持たないんだ。」

「パンチラこそ芸術!」とジュウス。

「パンチラは宇宙!」とモノゴィ。

「パンチラをパンチラとして完成させるのは心の目で間違いない。だけどパンチラは現場なくしてパンチラたらしむる事はないだ!!」

「うおおお、パンチラこそ芸術!」

「パンチラこそ宇宙!!」

「ようこそフジコ。我々パンチリストは君の覚醒と仲間入りを歓迎する。」

「パンチラこそ芸術!」

「パンチラは宇宙!」

 もはやにぼしの発言はノリだけで口にしている事は明白で、言っている意味がまったくわからないのだが、ちょっと楽しいからいいかと納得するジュウス。
 ノリで行けそうだからと、パンチラを使って宇宙規模のナニカを語ろうとするも、思いつかずに諦めるモノゴィ。
 語りだしたはいいものの段々収集がつかなくなって面倒くさくなってきたにぼし。
 当然のように理解できないフジコ。
 とりあえず笑っとけばなんとかなるかと結論する一行でありました。


「もしかしてごいさんも副総裁もその境地に達してたりするの? さっきの見えなくても見えるってやつ。」

 笑っていても一向に話が進まないという現実にいち早く気付いたフジコが場の流れを変えようと疑問を口にする。
 モノゴィはむいと胸を張ると力強く親指を立てて「手でおさえられたスカートの中で、パンツがどう形を変え、どうシワになったか、絵に描いて説明できる程度には見えてたぜ!」そう言い切る。

「ミートゥ!!」すぐさまジュウスも嬉しそうに親指を立てる。

 自信に満ち溢れたプクリポ3人の様子に、フジコは胸の高鳴りを覚えずにはいられなかった。実は、唇の色が変わるほどに全身冷え切っていたところを、かわいい子を見つけて興奮して体温なんかを急上昇させちゃったものだからドキドキしている風に感じてしまっただけなのだけれど。
 これもある種の吊り橋効果と言っていいのか知らないが、それに近しい微笑ましい勘違いである。
 しかし、きっかけこそ勘違いであれ、ここに長く果てしないパンチラ坂を踏み出してしまった独りのパンチリストが産声をあげた事実を今は祝福するとしよう。
 遠くで、フジコを祝福するかのような子供たちのはしゃぎまわる歓声が聞こえ、それに続いて、まるで祝砲とでも言いたげに風船が割れる音が響き渡った。
 
 ――この3人の導きに従おう。

 フジコはそう結論する。とはいえど、面と向かって「感動しました」だの「弟子にしてくれ」だの言うのははなんだか癪にさわるものだから心の中で師匠と呼ばせてもらおうと内心誓うフジコだった。そして数分後、階段を降りてきた女子4人組のパーティに匍匐前進でコンタクトを取ろうと近づいて蹴り飛ばされる3人の師匠たちの姿を目の当たりにして、3人の冥福を祈りながら前言を撤回するのでありました。



~つづく~





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[ 2014年05月03日 15:09 ] カテゴリ:DQX | トラックバック(0) | コメント(0)
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