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続続思いつき企画! ~桜色の記憶3~

「ぐも!」

楽しいGWがあっさりと幕を下ろしてしまいましたが皆さんはどうお過ごしでした?
モノゴィはちょっと頑張っちゃって、こどもの日に子供らとネズミの国まで遊びに行くという命知らずな冒険野郎になってきました。
死にました。


おかげさまで体中ボロボロです。
心身共に疲弊しきってしまって勉強どころじゃないので今日も現実逃避としゃれ込んでみました。

ええ、あの一向にお話が動かないアレの続きです。
もちろん今回も長い割にまったく話は進みません。


なんだかどんな話を書こうとしていたかすら分からなくなってきましたwww
まいっか。



ではではw





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「今のこの世界を、ここまで発展させた原動力はなんだったと思う?」

 武道家と思しき少女に蹴り飛ばされて、華麗に受け身を取って転がりながらジュウスはフジコに聞いた。見ればにぼしは蹴り飛ばされた先の木の枝に涼しげな笑みを浮かべて手をかけて、数回の大車輪を描いている。モノゴィはきりもみ状態に乱れた回転を空中で立て直し、何回転とも知れぬアクセルスピンで軌跡を彩っている。無駄にすごいよね。という感想を抱きつつジュウスからの質問に「知的好奇心かな?」と自信なさ気にフジコは返した。

「間違いとも言い切れないけれど正解ではないかな。」とジュウス。

「まさかパンチラ道とか言わないでしょ?」

 話の流れ的には言いそうだよね。と不安を胸に抱きつつジュウスを見るフジコ。

「イエス!」

 ニヤリと笑って話を続けるジュウス。「産業を発展させたのは少しでもサボりたいという怠慢な心。そして、これはさすがに全部とは言わないけど、そう、大陸に点在する都市部の美しい街並みを作ったのは、歴代の為政者達によるパンチラへの探求心だ。」

「このキラキラ大風車!」
「ジュレットの町!、グレンの町!」

 息ぴったりでジュウスの会話にかぶせてくるにぼしとモノゴィ。

「人は風と共に生き、」
「パンチラという果実を掴んだのだ。」
「風あるところに階段あり!」
「心の目を養う土台はこうして生まれたのだ!」

 めぐるましく交錯する空中回転を多用した激しい踊りを踊りながら、浪々と歌うように語るプクリポ達。

「グレンはなんか違わない?」とフジコがもっともな疑問を口にする。それに対し、モノゴィは信じられない!とでも言いた気に目を見開いて両手を頬に当てる。そんなモノゴィの肩に、ぽんとひとつ手を置いて黙らせると、ジュウスは一呼吸置いてからゆっくりと説明を始めた。

「長い谷間を駆け抜けて町に吹き込む風はどこを抜けていくと思う?グレンの町の東を思い浮かべてみるといい。町の門から入った時、目の前にあるのは何だったか覚えているかい?」

 グレン東領からグレンの町に入ってまず真っ先に目に入るのは・・・・・・そう、グレン城に向けて一直線に伸びた幅広の階段である。
 確かに、グレン東領からグレンの町までは、背の高い崖が入り組んだ街道を挟み込んでおり、広い荒野からそこに吹き込む風は左右からの岩壁に圧縮されて、風速と風圧を増して地を這うように街中へ向かって吹き抜け、そのままの勢いであの階段をグレン城目がけて駆け上って行く。

「え・・・・・・あの階段がパンチラ目的で作られたと!?」

 そんなフジコに、ジュウスは答えの代わりとばかりにニヤリと笑って見せた。
 
「海風吹き荒れるジュレットの町のあの不自然な階段と、いかにも下から見上げてくださいと言わんばかりの不自然なオープンテラスは言わずもがなだよね。」

 おそらく頭の中で色々思い出しているのであろうモノゴィが愉しそうに言う。

「巧みな印象操作で今やカップル達の聖地と化したメギストリスの都も中々だよね。お手軽なパンチラを許さない穏やかな気候でありながら、放っておいても若い娘達が、お目当ての雄の気を引こうとして露出度高めな恰好で町の階段を上り下りしてるんだから!プクリポの王族達の執念すら感じるよね。」とにぼし。

「いやいやいやいや、さすがにそれは強引だよね。っていうか、ラグアス王子とかがパンチラの為にアレコレしてるとか普通にないよね?」

「甘い!」

「え!?」

「あの可愛い外見に惑わされてるようじゃまだまだだよ。可愛いものほど腹の中じゃパンチラの事しか考えていないものよ。」

 俺を見ろよと言わんばかりに親指で自分を指すにぼし。

「地下鉄が整備されているドワチャッカには、町の道路の至る所に通風孔が開いていて、鉄道が駅に到着する度に偉い勢いの風を吹き上げているよね。」

 淡々と語るジュウスの言葉に、フジコはさすがに頭が痛くなってきた。ねーよ!というツッコミは喉元まで出かかるものの、理詰めで否定しようとすると、それはそれでなかなか難しい。その内に、実は連中の言う通りなのかもしれないという気にさえなってくる。
 そんな折、ふとフジコの頭の中にエルフ達の都の姿が浮かんだ。
 何度かイメージを反芻させてみる。そこにパンチラに通じそうな要素は感じなかった。

「あ、アズランとかカミハルムイは? エルフの町は気候も穏やかな上に、そんなに不自然な階段とかもないんじゃないの?」

 ここぞとばかりに攻めに転じる。さすがにここにパンチラをこじつけはできないだろうと思う。

「甘いよフジちゃん」

 しかしフジコの淡い一点突破は、にぼしの一言であっさりと突進を止めてしまう。

「奴ら、ワビだのサビだのと称してやたらめったらに溜池とかお堀とかを作りたがるの知らない?」

「ししおどしとか風流だよね。ワビサビの考え方とか、奥の深さについ引き込まれちゃったりするよね。」

「フジコが女だったら、奴らの恰好の獲物だよ。」

 フジコの女装姿を想像してにぼしが吹き出す。

「え!?」とフジコ。

「そのししおどしとやらに釣られて女の子が寄ってきたとしてだ、溜池の水面には何が映ると思うのさ。」

「あっ!」

「それに、連中の民家の階段とかよく見たことないでしょ? それ梯子じゃね!? ってくらいに急こう配でしかも物凄く細いのよ。あれは凄いよね。そこに女の子いなくても、そこを女の子が上っていく姿を夢想させちゃう魔力を持ってる。」 

 大層嬉しそうに語るにぼしの姿を見て、ようやくフジコは反論の愚かさを知った。
 世界はパンチラを中心に回っている。どうやらこれは真理であるらしい。

「ヒトだけじゃないよ。魔族だって心根にはパンチリストの思想を持ってる。」

 フジコの納得で収束するかに思えたジュウスの解説は、もう少し続くらしい。

「ええええ!?」

 フジコの驚きっぷりに、満足気にうなづいてジュウスが続ける。

「例えば冥王ネルゲル。苦しかった戦い、あれから結構経っちゃったけどまだ覚えてるよね? 神殿レイダメテスに冥王の心臓。」

「・・・・・・。」

 言われるがままにフジコが記憶を辿る。そして辿るに従い愕然とする。
 例え見習い程度とは云え、パンチリストのイロハを身につけた今思い返すと、パンチラ目的としか思えないポイントがいくつも出てくるではないか。

「言いたいことは判ってくれたようだね。螺旋階段に冥王の玉座に至るあの半透明の長い階段等々、ネルゲルがパンチリストである事を物語る数々の証拠が思い浮かぶよね。間違いないよ。彼は特A級のパンチリストだ。」

「まさかのネルゲルが・・・・・・。」

「今にして思うとさ、ネルゲルが魔障の力を使って人間が多く暮らしていたレンダーシア大陸を封印した理由って、人間のパンチラが魔族にとっては刺激が強すぎたからなんじゃないかなって気がしてきたよ。」

 ジュウスが突拍子もない事を言い出した。

「どういう事!?」

「刺激的な人間のパンチラを求めて、本来の仕事を放棄してしまう魔物が続出したとか?」とモノゴィ。

「うん、見かねたネルゲルは人間を駆逐する事で事態の打開を求めたんじゃないかな? でも、自分だけは人間のパンチラの刺激を楽しみたくて、人間にしかたどり着けない地で、魔族の英知を結集したパンチラスポットを用意して待ってたんじゃないかな? 人間をおびき寄せるために、自分自身をすら撒き餌に使ってね。」

「ちょっと哀れにすら思えてきたよね。」

 フジコが憐れみを帯びた目で空を眺めながら言った。しかしモノゴィは、「哀れなもんか!」とそれをきっぱりと否定する。「その意気、その執念、それには賞賛こそが相応しいと思うよ。」その身は感動に震え、目にはうっすらと涙さえ浮かんでいた。

「同志ネルゲル・・・・・・。これからは、あえてそう呼ばせてもらおう。」そうにぼしが続き、「同志ネルゲルに、最敬礼!」とジュウスが言ってびしりと敬礼を決めた。モノゴィ、にぼし、フジコもそれに倣う。
 そこはかとなく厳かな空気が場を埋めた。



~つづく~




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[ 2014年05月07日 22:02 ] カテゴリ:DQX | トラックバック(0) | コメント(1)
ようやく
10日遅れのコメントですみません・・・。
もうなんだかアストルティア中の階段が気になってしょうがないんですw。

そういえばプクリポのフレンドの一人に「どうしてプクを選んだの?」と尋ねたとき
間髪入れずにそういう返事がかえってきたのを思い出しましたw。

なんという共通認識・・・。

この物語、一体全体どこに帰着するのか楽しみです。
[ 2014/05/17 21:05 ] [ 編集 ]
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主にDQXのサーバ25で物乞いのモノゴィやってます。
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