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続続続思いつき企画! ~桜色の記憶4~

あーろはーおえーっっ!!
物乞いのモノゴィでっす。

先日、めずらしく電車に乗っておでかけしたところ、偶然乗り合わせた黒人のイケメンナイスガイに「HEY!●●の駅は次かい?」と英語で話しかけられました。
突然の出来事にパニくりまくりのキョドりまくりだったモノゴィ、咄嗟に「YES!」の一言すら出てこなくなり、必死の形相で両手の親指を立てながら何度も何度も頭を上下に振って意思を伝えました。
野外フェスのフジロック見に行った時を遥かに上回る決死のヘッドバンキングでした。
伝わりました。
バッチリ伝わりました。
超絶笑いながら「サンキュー!」って言ってました。
泣きじゃくる子供をあやすかのように、優しく肩をぽんぽんってされました。
ボディランゲージ万歳!

彼が次の駅で颯爽と下車した後、その車両のどこにもごぃさんの居場所はなくなっていたよGUY!
HEY! あまりの気まずさに2つくらい車両を移ったよGUY!
YO! 本当に勘弁してつかさいGUY。

とまぁそんな素敵な出会いと別れを糧に、性懲りもなく続きを書いていこうと思います。
いつ終わるんだろうね・・・これ。
結構本気で飽きてきたよ?HAHAッ




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「災厄の王ももしかしてパンチリストなのかな?」

 長い最敬礼を終えて、しばし流れる沈黙の時間をフジコの疑問が裂いた。

「うん、どちらかと言うと災厄の王はパンモリストの方かな?」ジュウスが少し悲しそうに答える。

「厳密にパンモリストとも言い切れない、なんというか、狭間の存在だよね」

 なんとも憎憎しげに語るモノゴィの姿に、うんうんとジュウスとにぼしがうなずく。
 なんとも中途半端にどっちつかずで、まるで蝙蝠のような八方美人感が、なんとも許しがたいのだという。なにもそこまで敵意をむき出しにしなくてもいいものではないかとフジコなどは思う。周囲に敵を作らない処世術としてはむしろアリではなかろうか。
 ものは試しにとそれを疑問として口にしてみようかと喉元まで言葉に出しかけてフジコは思い直す。それ見たことかと自分で自分にツッコミを入れるのがオチである。

「けれどまぁ、見方によっては違う一面も見えてこないでもないね。」

 どうにも得心しかねている風なフジコの様子を見てニヤリと笑ってジュウスが口を開く。ジュウスが言わんとする事が理解できず、頭上に疑問符を並べるモノゴィとにぼし。

「実は災厄の王は生粋のパンチリストだったと仮定すると、そこには悲劇と呼んで差し支えないドラマが見えてくるってことさ。」

 唐突に話を切り出したタイミングと意味深なニヤリ笑いに、一瞬ジュウスに心を読まれたかとどぎまぎしてしまったフジコだったが、どうやらそうではなかったらしい。これはまたろくでもないことを言い出す流れだとフジコは確信した。

「聞かせてもらおうか。」

 顎の前で手を組んだにぼしとモノゴィが、大仰な動作で足を組みながら声を揃える。

「あのパンモロポイントの崖は、実はパンチラ目的で作られたのだとしたら? そう、あの崖の本来の狙いは、恥じらい全開の乙女がスカートの裾を必死に押さえながら飛び降りる様子を眺めるものだったらって話よ。」

「いやいや、ないよ。ないない。あの断崖絶壁から飛び降りるのに、スカートめくれるの気にしてたら普通に着地失敗して死ぬよね?」とにぼし。

「そうだね、死ぬね。 だからさ、それがそもそもの失念だったんじゃないかなって話よ。」

「自分はあんなところから落ちてもどうってことないから、ヒトも同じだろうって勘違いしちゃってたってこと?」

「そうそう。  気付かないまま完成させちゃってさ、魔族のパンチリスト達を呼んで盛大にパーティとか開いて哀れな冒険者達を待ち構えてたら・・・。」

「そこで全員が目にしたのは・・・パンチラとは似ても似つかぬパンモロ。パンモロ。またパンモロ・・・。」

 モノゴィの苦々しそうな言葉に、ジュウスのニヤリ笑いが深みを増す。

「YES!」

「パンチリストにとっては絶縁ものの大失態だ。」

「うん、そして実際に絶縁されたんじゃないかな。 パンモリストという不名誉極まりない暴言を受けてね。 それから今日まで、あの地底深くでずっと孤独を強いられていた。」

「・・・・・・。」

んなアホな。と口を開きかけたフジコがふと見ると、隣でモノゴィとにぼしが表情に“絶句”の2文字を貼り付けてわなわなと震えていた。
 傍から見ればほんの些細な。それはもう本当に些細な、しかもたった一回の間違いから裏切り者の汚名を着せられ、弁明の機会すら与えられぬまま孤独の淵に落とされてしまった災厄の王。そんな痛ましの王の、自らに向けた愍然な想いを共感してしまったようである。

「哀しすぎる・・・・・・。」

「どんな気持ちでどれほどの時を過ごしてきたんだろう。」

 にぼしが遠い目をしながら言い、ジュウスが「悲しいね。」と答えた。

「もし万が一、その時災厄の王が間違いを犯さなかったなら――。無駄だと判っていつつも想像してしまうね。」

 モノゴィが悔しそうに歯噛みしながら続ける。

「災厄の王は、ヒトも魔族もなくパンチリストにとっての希望の王になっていたかもしれないんじゃないかな?」

「その可能性は否めないよね、ごぃさん。 そうなっていたら、冥王だって人間を滅ぼすだなんていう極論を導き出すこともなかったかもしれない。」とジュウス。

 それを聞いてフジコが絶句する。

「それどころか、魔族とヒト族がいがみ合う今だってなかったかもしれないって事!?」

 そんな馬鹿な事があるものかと思いつつも考えてしまう。考えても仕方がないと判っていても思ってしまう。ほんのついさっき呆れてしまったりもしたけれど、パンチリストってやっぱりちょっとすごいんじゃないのかと思えてくる。
 再びパンチリスト達の毒気に当てられ気を惑わされるフジコ。そうなると妄想は止まらない。
 
「パンチラを通じてヒトと魔族が手に手を取る平和な世界が――。」

 思わず口をついて出てしまう。
 それを聞いて愉しげにジュウスが続きを口にする。

「あったかもしれないね。いや、きっとそうあったんだろうね。」

「全ての歯車は、災厄の王のあのささやかな確認不足から狂ってしまった。 って、あれ?」

 ノリノリで話の尻馬に乗るモノゴィが何かに気づいた。

「だったとしたら結局すべての元凶は災厄の王にあったって事じゃね?」

「あ・・・・・・。」とにぼし。

「そこに気付いちゃった?」

 あちゃあといった風に額をぴしゃりと叩いてジュウスがニヤリと笑った。
切れ長で細い線のような目をした彼がニヤリとすると果てしなく悪者顔になる。この場合、悪戯がバレたやんちゃな子供然となるのが本来プクリポをプクリポたらしめる愛嬌というものなのだが、ジュウスが同様に笑うと何故か計画が発覚して居直ったテロリストを彷彿させてしまう。今回もそんな表情だった。

「え? パンチリストがもしかしたら世界を平和にしていたかもしれないって話は!?」

「フジコ駄目だってば話の雰囲気に飲まれすぎだよ。 心の狭さには定評のあるパンチリストが世界を平和に導ける訳ないじゃないか。」

 顔の中心に影を落としたニヤケ笑いを浮かべたままジュウスがケタケタと笑う。
 続いてモノゴィとにぼしも、さも初めから知っていましたと言わんばかりに笑う。しかしその表情は少々こわばっていて、笑って誤魔化そうとするにはあまりに露骨にすぎる様子だった。それを見てなんだ自分だけじゃなかったのかと胸を撫で下ろすフジコ。
そしてこの、本来ここでフジコが心に持浮かべるべきでない安心感という感情は、気持ちの弛緩と相まって、目の前に居るプクリポ族の阿呆3人衆との仲間意識という阿呆な絆感を醸し出してはフジコの素直すぎる心を燻蒸してじわりじわりと汚していくのだった。
 朱に交わればなんとやら、というやつである。


~つづく~




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[ 2014年05月24日 00:22 ] カテゴリ:DQX | トラックバック(0) | コメント(1)
おはようございます
じゃなかった、ぐもっ!でした。

明け方に夢を見ましてね、「ごぃさんとこ、一週間も前に更新されとるぞ~」というお告げを受けて飛び起きました。はい、実話です。

さて、うっかり壮大なスケールを感じてしまったこのお話、着地点は一体全体どこだろうかとニヤニヤしながらの第4話でした。

話数を追うごとに更新期間が長くなっていくのが、これまた何とも言えません…w。
[ 2014/05/31 08:23 ] [ 編集 ]
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